資格がないのは転職に不利?企業の本音を調査してみました。

企業の本音は?!資格がないのは転職に不利?

中途採用で求められるのは実務経験とスキル

履歴書を書いていて、資格欄が空欄だと気になりますよね。免許…持ってない。TOEIC…受けたことない。書ける資格がひとつもない!これで中途採用なんてしてもらえるのだろうか…。不安になる気持ちはよくわかります。ですが、実は資格というのは中途採用の転職においてはあまり重視されていません。もちろん企業の募集要項に必須条件として書かれていれば別ですが、そうでない限りは「採用において資格がないから不利」ということはないのです。

マイナビが2016年に“中途採用活動を行った企業600社”を対象に行った「選考基準を厳しくした項目は?」という調査では、「職務経験」が74.5%で1位、「ポテンシャル」が58.2%で2位。50%を超えた項目はこの2つだけで、「資格」は7位の20.6%。未経験者採用の場合でも同様のランキングとなっています。

資格が必要な業種や職種というのは存在しますが、それ以外の場合、企業は資格の有無よりも実務経験とそのスキルを重視して採用活動をしているのです。間違っても資格取得のために会社を辞める、なんてことのないようにしたいですね。半年以上の無職期間は、資格なしよりもマイナス評価になりますよ。

未経験職種に応募するときのポイント

未経験職種に応募する時は特に、「経験もないし資格もない。それでも採用してもらえるのだろうか」と不安になりますよね。そこで、未経験職種に応募するときのアピールポイントをいくつかご紹介します。

①募集企業にマッチングする自分の能力をアピールする

未経験者を採用する理由が企業側には必ずあります。応募しようとする企業が「なぜ」未経験者を募集しているのか、その募集理由を読み取って、それにマッチングする自分のスキルを強くアピールしましょう。

②社会人としての基本的能力もポイントになる

募集職種は未経験でも社会人経験があなたにはあります。電話のかけ方・取り方、ビジネスメールの書き方、社内・社外の人とのコミュニケーションの取り方、知らない仕事を知ろうとする前向きな姿勢。これらはすべて、即戦力としての能力の一部です。

③未経験の職種に応募する理由を明確にする

決して「前職が嫌だった」「上司が気に入らなかった」「仕事内容がつまらなかった」といったマイナスな理由を主張してはいけません。未経験の仕事を選んだ前向きな理由を強調しましょう。

志望動機を考えたら、1日置いてから「自分が採用する側になったらこの人を採用するか」という目線でもう一度見直すといいですね。

取って損のない資格

そうはいってもやっぱり何か資格が欲しい。自信を持つためにも、せめてひとつだけでも…と考える人もいると思います。一般的なものとしては「自動車免許」「簿記」「TOEIC」がありますが、ここでは、幅広い仕事の転職に役立つ資格をご紹介します。転職活動に余裕があるのなら、取っておいて損はありません。

①MOS

これは「Microsoft Office Specialist」の略称で、ワードやエクセル、パワーポイントといったマイクロソフト社が出しているソフト、オフィス製品を使える証明となる資格です。「パソコンが使える」ということは面接では証明しにくいですから、この資格を持っていることで「基本的なことは出来る」と言うことができます。

②ITパスポート試験

2009年に始まった比較的新しい国家資格で、ITに関する基礎知識があることを証明できます。試験は経営戦略(ストラテジ系)、情報管理(マネジメント系)、情報技術(テクノロジ系)の3分野から構成されていて、IT以外にも経営戦略やマーケティングについて学べます。

③中小企業診断士

ビジネスに関する知識を幅広く学ぶことのできる、経営コンサルタント唯一の国家資格です。取得することが大変難しく、1年以上勉強しないと取得が難しいでしょう。ただし、その分取得していると大変有利になると言えます。

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